中学校の科目別指導
中学校では一人の教師が全科目を教えるのではなく、教科別に担当教師が 学習指導をするようになります。 小学校にくらべて中学校になると、教科別の成績の差が顕著になってきます。 これは生徒が授業に対してどのような興味を持つかによって異なってくるの です。 中学1年の生徒の指導をする場合は、その科目に魅力を感じさせる必要が あります。また、授業の展開そのものも魅力的である必要があります。 なぜなら、中学1年で身につけた学習意欲が、その生徒の一生の学習意欲と 深く関係しているからです。 そういう意味で中学1年の生徒に学習指導をする先生の責任は重いですね。 魅力的な授業を展開するには、まず先生が生徒に気に入られなければ なりません。しかし人気をとるために生徒に媚を売ったり、必要以上の笑いを 取ったりする必要はありません。 むしろ、「生徒になめられない先生」であることが望ましいのです。 授業に緊張感を持たせるためです。