中学校のいじめや非行
中学校では、いじめや非行も問題になってきます。 教師に必要なのは、「気づく」「対処する」「予防する」、この三つです。 いじめや非行は表面下で行われることが多いので、まずは教師が その実態に気づくことから指導は始まります。気づくことによって面倒に 巻き込まれたくない、などという教師は論外です。 つぎに、対処するわけですが、この場合大事なのは連携プレーです。 教師同士、保護者、地域の人々、などいろいろな人と密に関わって、対処法を 考えて実行していく必要があります。 そして、予防も大切な指導です。知りうる限りの実例から分析、検討し、 いじめや非行の防止策を考えなくてはなりません。 いじめや非行のかたちは様々で、それぞれに対する特効薬というものは ありません。大事なのは、気づく、対処する、予防する、ということに教師が 積極的になることです。 実際の指導法については、実例を多く集める、講演会に参加して情報を 収集する、など、教師自身の勉強が重要になってきます。